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8/30/2025

カーディナルC3 インプレ

カーディナルC3のカスタムを初めてはや5年。普通に使えるようになりました。Availスプールに魚じゃらしのベアリングラインローラー。NSクラフトの45mmROBOハンドル長寿命ベールスプリングで性能がアップした我がC3はすこぶる快調。いつかベールスプリングが折れるんじゃないかとか、糸ヨレを心配しながら慎重にキャスト、リトリーブしていたのは昔の話。今ではストレスフリーで快適な釣りが実現出来ています。
特に感じるのがAvailスプールの飛距離について。ノーマルのスプールと比べるとキャスト時のライン放出抵抗が少ない気がします。スプールエッジにかかるラインの抵抗を殆ど感じないし飛距離が多少なりとも伸びているんじゃないかと、あくまで感覚ですが思います。そしてとにかく軽い。
最近C3の相棒は、往年の名作バスロッド、Phenix ★IM6 Super★ ドン・アイビーノのドゥードゥリングロッド。絶縁テープでリールをラップするテネシースタイルで、主にバス釣りで使っていこうかと。 細身のブランクスでもそこは流石のPhenix。40upスモールの強烈な突っ込みもBoronのパワーで軽々いなしてくれます。色々と不具合の多いノーマルのC3もまた味があって好きなんですが、精度の高いパーツを組み合わせる事でC3は劇的に変わります。

2/23/2025

カーディナルC3 展開図

 カーディナルC3を中古で手に入れてそろそろ5年も経つのか〜。発売当時、小学生だった私には憧れの存在だったC3を今や二台も所有。その内の一台は、換えスプール以外の付属品(オリム時代の箱と解説書、白い巾着袋)が付いていました。

オークションでは単品物が殆どで、付属パーツが付いているC3はまず見かけなくなりました。価格高騰も続いていて、おいそれと手が出なくなっちゃったC3。そんな中手にした展開図。これを元に実写版を作りたくてパーツごとに写真を撮って合成してみました。本当はハウジングの中身もABUの展開図にならって作りたかったんだけど、 パーツの多さに気が遠くなって諦めましたw
 
これを作った当時はAvailスプールもまだ発売されてなかったし、これからも互換パーツは増えて行くと思うので、ここいらで一旦投稿しておきます。二枚目のC3展開図は説明書と共に入っていた純正のもの。資料になればとコチラも上げておきます。
 ここでピンクにマーキングしてある「14657」という型番のパーツは、ただのワッシャーなんだけど、今までオークションで落札した二台のC3には入っていませんでした。C3が到着したら全バラしてオーバーホールしながら確認しますが、今まで一度もお目に掛かった事がありません。出品者も所見欄に記載を忘れるほど見落しがちなパーツです。

たぶんハウジングの蓋を開けた時に蓋側に貼り付いて、オーナーも気がつかないうちに何処かに紛失してしまうパターンだと思ってます。もともとあった存在すら確認されないまま中古市場に投入されてるんではないかと。
 
このワッシャーが無くても特にトラブルにはならないし、このパーツに関しての投稿も殆ど見かけません。皆さんのお手元にあるC3には「14657」パーツは付いてます? もしちゃんと付いていたら、なかなかレアな一台ですね。

2/20/2025

カーディナルC3 パーツ研磨✨

中古で手に入れて初めてC3の蓋開けた時の写真がこちら。昭和の町工場を思い出す、酸化したグリスの懐かしい香りが広がって、溜まらなく幸せな瞬間w
で、その後全塗装しようと思い立ち、内部のワッシャーひとつまで全てのパーツを #1600の耐水ペーパーでツルツルに均してから、ピカールで徹底的に磨いてSHIMANOのグリスとオイルで丁寧に組み付けた状態がこちら。
結局ここまで手間隙かけて何が変わったかと言うと、今まで細かいノイズがあった巻心地に変化がありました。小さなノイズが消えて何とも言えないぬるぬるとした巻心地に変わりました👍ただ巻き感が軽くなったかと言われると、そんな事はなく、C3特有の巻き重りは今も変わらず。負荷を掛けて巻き上げるとクリアランスによるガタや軋む感じがするし、ボディの歪みを感じる事もあります。

巻き上げパワーも変わらず非力で、ただとにかくぬるぬるになっただけ。あとはボディの両軸にベアリング圧入したりする変態加工を施さないと、これ以上の性能アップは望めないかな。ここまでが素人手作業の限界といったところ。
その後、黒く塗った塗装がぶつけたり何だりで剥がれてきちゃったので、ボディの塗装も結局全部剥がしてピカピカに磨いてしまいました。これで外観も「ぬるぬる」らしいC3になりました。ぬるぬる記念に初めて飲んだBUSKERと一枚📷

2/06/2025

カーディナルC3 スプール インプレ

24年の8月、涼しい早朝3hと決めて虎狩へ。Avail C3スプールの鱗付けに意気揚々と向かったのだが、現地着いたらハンドル忘れた事に気が付いてがっくし…orz いつもワンタックルなんで退散する事も考えたけど、せっかく早起きしたし「お前なら出来る」とチャーリーSr.の渋い声が聞こえた気がしたので、このままやってみるw

ローターを指で回すしか方法は無いから、巻物は諦めて打ち物に徹することに。結果、この悪あがきが効いた。沈み蟲をジャークして糸回収の繰り返し。いつもより丁寧な誘いを続けていたら突然のバイト🎯 ローター回して糸フケ取ったら、後ずさりしながらジャンプしてフッキング〜ww
首振りが伝わってきて焦りまくる💦 ローター回せ回せ!だめだ全然巻けねえww バスってこんな時に限って来よる、ハンドル無いの解ってるよね絶対。 後ずさりしてなんとかズリ上げ、重っ。「為せば成ったw」その後は小さいの1匹追加して、なんか満足しちゃったので早々に納竿。家着いたらまだ9時前でした。

全然インプレになってないけどこのAvailスプール、ノーマルより薄くなって飛距離も確実に伸びてるし、糸巻いた状態なら軽量化出来て良い事づくし。C3使ってると色んなドラマが起こるのです?

2/03/2025

カーディナルC3 ステッカーチューン

以前、オリムピックのC3箱に貼ってあるブルーシルバーのオリムピックシールについて投稿しました。カーディナルC3のボディに、このブルーシルバーを貼付けたらどう見えるのかCG合成してみたら、意外と相性が良かったので実際にプリントして作ってみました。

エビス期とオリム期の表面塗装は若干違いがあるけど、基本的にマットブラックにブルーシルバーはハマってる気がします👍
今回はOlympicロゴじゃなくアブフォントで作成して、部品取り用だったノーマルのサブ機に貼付けてみたのですが、いや〜コレはなかなか良いじゃん。二軍のベンチが一気に一軍昇格しました。

もともとC3に貼付けてあるロゴが普通のゴシック体だったのがどうも気に入らなくて、ごそごそ弄り出したのがきっかけ。同じC3でもグリーンラインと呼ばれる初期?デザインは素敵なんですが、後期モデルはどうもシックリきませんでした。

実戦投入となると他にラインローラーやベールスプリング交換が必要になりますが、今は予算が足りないかな😂 早く実釣に連れ出したい所ですが、もう少し時間が掛かりそうです。
そんなモヤモヤも含めてC3弄りはやっぱり楽しい。

4/27/2024

カーディナルC3 ステッカーカスタム

カーディナルC3のクレストマークをガリガリやって取っちゃったんで、カシメてあった二つの穴が残った。このままじゃみっともないから金属パテで埋めてみた。とは言えボディと馴染むはずも無く二つのポッチがほくろみたいに残っちゃった。

このまま随分ほったらかしてたんだけど、どうしようか考えた末にステッカーで隠しちゃえってことで丸いC3ロゴ自作して貼付け。ただハサミで丸く切るのは至難の業で、穴あけポンチでくり抜くのが正解と気付くも時既に遅し。よく見ればガタガタの丸だけどまあいいか。
って事でまた暫くはこんな感じで隠し通す事にする。ただ熱転写コピーの自作モノなんで刷れると簡単に塗装が剥げちゃうから、いずれはちゃんと外注しないとやっぱダメっぽい。 そんなこんなでC3カスタムはいつまでも続いていきます。

2/24/2024

カーディナルC3 オリム箱

エビスフィッシングからオリムピックにABUの代理店が変わってから、箱も地味だしなんだかなあ、なんて当時は思ってたけど、この青く輝くシール見ればこれはこれで味があっていいじゃないですか。オリムピックの書体も雰囲気あって、ステッカーとしてタックルボックスに貼りたくなりますね。
エビス時代のあらゆる種類のゲームフィッシュが全面にプリントされた、華やかな箱が羨ましかったけど、結局時が経てば何でもよく見えてきます。最近はあんまり見かけない「釣振興」のロゴも、スルメみたいに噛めば噛むほどなんだか妙にいい味出してる気がします。
そこでC3のプレートにこのオリムピックロゴを貼ってみたらどうだろうと、合成してみたのがこちら。意外や意外、ブルーシルバーが結構似合ってる気がします。C3カスタムの妄想は尽きません。

1/28/2024

カーディナルC3 カスタム

C3のプレートラベルはゴシック体でABUフォントじゃないんですよね、そこが昔からあまり好きじゃなくてちょっと自作してみました。本当は「Zebco cardinal 3」のロゴが一番カッコよくて好きなんだけど、手持ちは「Olympic Cardinal C3」なんで取り扱いメーカーがそもそも違うし機種も違う。まあ自作だから勝手に「Zebco」って入れちゃってもいいんだけど空しくなるから今回はやめたw

塗装を剥がした無垢のC3とノーマルの二台あるから、シルバーとゴールドの2パターン作っていざ印刷してみた。ゴールドだと思ってたカラーがブロンズっぽく印刷されて、なんだかやっぱり雰囲気が違う。
今回はインクジェットじゃなくトナーで、かつ屋外用耐水ラベルにしたから少しは印刷強度あるだろうと期待したんだけど、なんだよ爪で擦れば簡単に剥がれちゃうじゃん💧 でもまぁせっかく作ったし暫くこれで遊んでみます。

ついでにスプールラベルも作成して巻いてみた。ちょっとこれだと書体太すぎですね、ムチムチしすぎw 全体的にもうちょい細く文字間も開けた方がいいかな。ブロンズも雰囲気違うので色味も修正ですね、とまあナンダカンダと遊んでます。

12/09/2023

カーディナルC3 カスタム

比較的強い固着力を発揮すると言われている、二液ウレタン塗装したC3も二年ほど経つと、あちらこちらに塗装剥がれが目立つ様になってきた。

そこで塗装剥離してどうしようか暫く考えていたものの、素人がどう頑張ってもいつか塗装は剥がれて来るしいいアイデアも浮かばない。もうこのまま磨いて使ってしまえって事で一ヶ月近くピカールで磨いてみた。で無垢の地とブラックパーツの2トーンになったC3を眺めていたらラインも黒で統一したくなってきたので、色々物色したら比較的安価な黒PEを見付けたので巻いてみる。
スプールと同色になったから統一感はバッチリ。ただこのPE、コシが全然無い。少し使ってみて様子を見ようと思うけどトラブル頻発しそう。
統一感が出て来たC3を更に眺めていると、今度は黒いパーツの方が気になってきた。それと塗装で隠れるはずだった左サイドにあるクレストマークの取り付け穴二つも、金属パテで埋めてはみたものの妙に気になる。
とまあそういう訳でこれで完成でもいいんだけれど、シーズンインまで時間もあるし黒いパーツや他に何か加工出来る事はないか、もう少し考えてみる事にします。C3はこうやってあーだこーだとグダグダ考えてる時が一番楽しい。

12/05/2023

カーディナルC3 クレストマーク

なんだかんだ高騰しているC3。私が二台購入した当時は、まだ前夜という感じだったので定価の半額程度でしたがそれでもちょっと遅かった感じがします。もともとC3は現役時代から知る所だったので、ソコまで高級リールというイメージがこのリールには無く、昨今の相場をみているととても手が出ません。未だにそんな時代遅れな感覚だから塗装剥離したり削ったり穴開けたり、端から見たら「なんて事してんだ」的な加工を平気でしてしまっているのかもしれません。そしてついにヤバい加工サービスが始まりましたね。ワクワク

全バラしたら再塗装しようと思ってたので、二本の棒をカシメて止めてあるスウェーデン王室クレストマークも勢いでガリガリと削って取り外しちゃった。これは安全ピンか何かを取り付けて、バッグか帽子のピンバッジにしようかと思案中だけどほったらかしのまま、また元に戻す予定はありません。後は二本の棒が貫通していたボディの穴なんですが、今の所金属パテで埋めて誤摩化しています。が、ボディと馴染むはずもなくポチポチと点が残ってるんですよね。なにか目立たせない、いい方法がないか…、悩みは尽きません。

11/27/2023

カーディナルC3 スターンドラグ

ABUカーディナル3や33の他に廉価版の40とか444。ABU伝統のスターンドラグを配置した往年の名作はサイズ違いのバリエーションも豊富にあって、使えるもんならメチャクチャ欲しかった機種たち。中には3や33を右巻きに改造してたり、ハンドルやシャフトの軸受けにベアリングを圧入している達人もお見かけしますが、もちろん私にはソコまでの加工技術がなく、これら名作の数々は右巻きの自分には指咥えて眺めるしかなかったというのが実際のところ。
特にこの3色はコレクションで手元に置く事はあっても実釣で使う事は出来ないので、あまりのカッコ良さにいつも見ていて悲しくなります。たまに画像反転して右巻きのイメージをしてみたりもしますが、余計に悲しくなるだけで焼け石に水。あぁコレで釣りしてみたいw 特にこの66Xの茶色? いカラーは今まで一度も現物を見た事がなく、それにしてもなんて渋い色なんでしょうか。この先復刻版が出る事はまずないだろうし、万が一復刻したとしても右巻きを用意してくれるとは到底思えないですよね。私が釣りしている間に、C3という両巻きスターンドラグのリールがあった事に感謝しつつも、利き手の問題でC3しか使えるリールが無かったという事実が、カタログを眺めるたびに何ともビミョ〜な気持ちにさせてくれるこれらリールたちなのです。

11/22/2023

カーディナルC3 改造

夏の間ほったらかしだったC3をようやく組み上げて、久しぶりに巻いてみたらトルクのある、それでいてしっとり滑らかなウォームギア独特の巻心地が復活しました。
塗装剥がれが目立って見窄らしくなっていたので再塗装も考えたんだけど、今回は塗装剥げの心配がいらないポリッシュでいくことに。

 ドラグやハンドルキャップなど、所々に残ってる黒パーツをシルバー化する手もありますが、財布と相談してひとまずこのまま行く事に。ハウジングの蓋を止めてるビスも、あえてボディと同色のシルバーでまとめず、黒の六角ビスにしてみた所これはこれでアリかも。
こうなると巻いてあるラインも黒で統一したら、まとまり感が出るんじゃないかとブラックのPEがないか探し始めます。
今回ポリッシュ仕上げにしてみて気付いたのは、ピカピカなボディは室内より空を写し込んだ屋外が映えること。鏡みたいに磨いたおかげで夕焼けや夜など、時間帯によっていろいろな表情を見せてくれるリールになりました。ただ反面、キンキンに冷えた真冬の釣り場では、ちと素手では触りたくないなと思ったりもします。あー言えばこう言う、ワガママなもんです。

11/17/2023

カーディナルC3 テネシーハンドル

テネシーハンドルについては以前の投稿で触れた通り、SliderのCharlie Brewer Sr.の影響がでかい。5ft.のショートロッドにテネシーハンドル、コルクグリップの下の方にインストールされたベールカットのカーディナルやミッチェルのカッコよかったこと!
あとは田辺プロのフェニックス。ボビーガーランドやドンアイビーノのテネシーハンドルも痺れまくった世代です。という訳でPhenixのドンアイビーノ、テネシーハンドルを手に入れたので早速テープラッピング。鱒レンジャーもダウンロック方式のリールロックを改造して、好きな位置に止められるお手軽テネシー化を施します。
黒のビニールテープでそれぞれC3とミッチェルを組み合わせてみました。特に鱒レンジャーは4ft.のショートロッドで先重りしないので、重心が後ろに取れます。そこでSliderのチャーリーセッティングよろしくやや後方にリールをインストール。これで前から持ってるFenwick、Phenix、鱒レンジャーのテネシーハンドル三兄弟と相成りました。
あ、Phenixは滅多に釣れないブラックバスとたまに釣れるスズキ用。鱒レンジャーは今年から推しのブルーギルとムラソイ用です。残すはSliderのスライダーロッドが欲しいところですが、楽しみは後に取っておくと、今は強がっておく事にします。

11/13/2023

カーディナルC3 クリックピン

全バラしたC3を組付け始めたら、そういえば折れたままだったクリックピンが無い事に気付いた。クリックピンとはドラグが逆回転した時にカリカリと音を出す棒の事である。

このクリックピンを弾く為の歯車はメインシャフトに差し込んであって、その歯車に棒を当てる様に調整すればカリカリと音を出す仕組みとなっている。ごく単純な構造だ。

もともと付いてる純正品は真鍮の様な色した本当にただの金属棒だ。調べると互換品もあるんだけどちと高い。近所のホームセンターに行けば代用品はいくらでも見つかりそうだが、ウチからはちょっと遠いので今回は近所の百均で売ってる刺繍針を買って来た。

線径が解らないから今度調べるとして、幾つか差し込んでみると意外と太めな針がジャストサイズ。飛び出した先端をカットしてぐりぐり。後は歯車に微妙にあたる角度に曲げて完成。しかし今回買って来た刺繍針は、いくら調整してもなんだかガリガリうるさいし下品な音がする。以前使ってた刺繍針はチチチチと上品な音だったのに。

とまあそんな感じで線形や材質によって大分音色が変わるので、いずれベストな代用品を見付けたいなと思っているところ。

10/20/2023

カーディナルC3 カスタム

ようやく涼しくなってきたから重い腰上げて、塗装剥離したままだったC3を組み立てる事に。 久しぶりに全バラしたパーツを組み付けてると結構順番とか忘れてる。分解図引っ張り出して見ながら進めるも、どうもスピードが遅いので、控えのC3の蓋を開ける。 うん、やっぱり現物見るのが一番早い。「そうそう、この向きだったよな」とか言いながら組み付けて行くんだけど、どんどん進行する老眼にイライラ。Eリングの開いてる方向が見えず、組み付けに難航する。
毎日C3触ってた時は一時間もあれば余裕で組み終わってたのに、なんだか全然進まなくて、だんだん飽きてきた。そこで蓋を開けたC3と組み付け中のC3を着せ替えして遊び始めてしまった。
塗装剥がしたC3とノーマルC3を着せ替えてると、2トーンみたいでとても新鮮。小物パーツも合わせて着せ替えすれば大分印象が変わると一人遊んでいたら、日が暮れてしまった。 暗くなると、もうほとんど見えなくて今日はここまで、ローター周りは次回に持ち越し、さっさと風呂入って一杯やろう。にしてもC3の組み付けが半日かけても終わらないなんて、ずいぶん鈍ったもんだなあ。

10/19/2023

カーディナルC3 塗装

二液ウレタンスプレーで結晶塗装したC3も2年が経って、ぶつけたり落としたり、なんだかんだで塗装剥げが目立つ様になってきた。塗装したブラックが剥げて地のシルバーが見えると目立つし何より気になってしょうがない。 という訳でたまの釣りはストック用のC3に任せて全バラする事に。 自転車の塗装を剥がした時の剥離剤が残ってたので、この夏の連日35℃に迫る猛暑も手伝って一気に剥離。そのあと粗めにサンディングしたのがこちら。
凹んだ部分は元の黒い塗装が残っているので、西洋の甲冑の様な雰囲気に。これも又いい感じ。 この夏は暑過ぎて二ヶ月間、家に引きこもり。とても釣り行きたくなる気温じゃありませんでした。それでも釣り欲は湧いてくるもので、どうしようかと考えた末、C3をピカールでひたすら磨き続けるという事で釣り欲を消化していました。 この作業、結構無心になれるし、顔が写る様になってくると更に細かい傷が気になり出して際限がありません。 ビール飲みながらほぼ毎日、夏が過ぎ去るのを待ちわびながら磨いていきました。
と同時に、C3のローター周りの塗装パーツは黒く残したかったので、工業用のスチールペイントペンで塗り塗り。 現場で鉄骨やなんかにマーキングする用のペンですが、期待したほど密着性はありませんでした。 一ヶ月くらい磨いたかな。今回は再塗装する気なかったから、とりあえずピカピカを目指しました。 塗装ボディはカッコいいけど、やっぱり素人ではいつか剥がれてきちゃうんですよね。釣り道具なのであまり神経質になりたくないし、釣りに集中したいので、今回は思い切って地のままでいこうかと。
という訳で夏が終わり、べたべた汗をかかなくなる気温になったら、組み上げていこうとのんびり考えてます。

1/26/2023

カーディナルC3 白化

既に生産されてから40年近く経っているのでカーディナルC3を手に入れると、どのリールもまぁまぁクタビレている。中にはピカピカ未使用のデッドストックなんてのもあるけど、そういうのは目ん玉が飛び出るくらいお高いので手が出ない。 で、なけなしの小遣いで手に入れられるものをやっとこ競り落としていざ現物が届いてがっかりするのが、プラスチックパーツの白化だ。
C3のハンドルノブやドラグ、ベールアームの足なんかはプラスチック素材で出来ているので、40年という経年劣化で白く変色してしまっているものが多い。黒く引き締まったボディがカッコいいC3もただでさえ安っぽいプラパーツが白く変色しちゃうと、なんだか白髪まじりの中年みたいでどうも覇気が感じられない。とはいえ黒く塗装する訳にもいかずどうしたもんかと悩まれている方も多いのではないか。 自分の白髪を染めようとは思わないけど、白化したプラパーツはどうにか黒くしたい。いろいろと試してみた結果、一つの答えに行き着いたのでご紹介。
どこのホームセンターにも置いてあるクレのシリコンスプレーである。実際私のC3二台はこれを吹いているお陰で白化を防いでくれている。 使い方は簡単。白化したプラパーツに吹き付けて半日ほど含浸させる。あとはティッシュか柔らかい布かなんかで軽く拭き取れば、現役バリバリの黒光りした艶を取り戻しますよ👍
あ、お約束ですが自己責任でお願いします。

8/22/2021

カーディナルC3 スプール

 カーディナルC3を本格的に使い出してまだ一年経ってないんだけど、60cmの鱸を筆頭に小さいけれど魚種も豊富に釣れている👍ラインローラーをベアリングものに変更して巻き取りは快調だし、C3問題のベールスプリングもついに長寿命ものに換えたので、これからどれだけ踏ん張ってくれるのか楽しみである。

で特に実釣で問題がある訳ではないのだけれど前々から気になっていたのがスプールの嵩増し。C3スプールは昨今の浅溝スプールではなく超深溝スプール。せっかく細いPEを巻こうにもかなり下巻きしないとスプールギリギリまでラインが巻けないくらい深溝💧これが結構厄介でノーマル状態だと23g程度のスプールも下巻きするとそれだけで28gにもなってしまう!

なんとかならないかと思ってコルクテープやら荷造り用のビニールテープやら麻ひもや凧糸やら色々試してみたけどどれも重量はたいして変わらず。なにか他に軽くて強い、浅溝化するのに適したいい材料がないものかずっと思案していたんだけどある日閃いた!👀軽量樹脂粘土である。最近の紙粘土を持った時にあまりの軽さに驚いたのを思い出した、ホイップクリーム並みに軽いのだ。で乾燥するとある程度の固さになりこれは向いていると確信。さっそく「Hearty」Super Light weight Modeling Clayの黒を画材屋で購入。

これホントに軽くて柔らかく造形しやすい。スプールに適量馴染ませてから柔らかいヘラで平に滑しながら形を整えて行く。たまに少量の水を付けて滑して行くと凸凹が平になっていく。思った以上に作業しやすく完成。PEライン巻いてちょうど面イチにしたかったんだけど十分乾燥させていくと結構収縮しますね。気持ち盛り気味でちょうどよかったみたい。で、実際どれだけの重量増で嵩増し出来たのか計ってみると…

おぉ!なんと以前の嵩増しスプールから−4gの軽量化。もともとのノーマルスプールが23gだからたった1gで浅溝化に成功しました。やっぱ軽いな樹脂粘土👍
ただこの軽量樹脂粘土、耐水性がなかったので成形、しっかり乾燥した後で「水性防水剤ツヤなし」を二、三度重ね塗りしました。見た目しっかり防水皮膜が出来ている様です。
あとはPE巻いて実際に使用して耐久性も確認しないといけませんね。ただ軽くても強度が足りなければ意味ないですし今シーズンはテストですね。
耐久性は置いておいて軽量化としてはまずは成功です。


6/27/2021

カーディナルC3 長寿命ベールスプリング

6月のとある日、その日もセイゴに遊んでもらおうといつものポイントへお食事タイムに合わせて行くと案の定ボイルが始まった。ところが二、三匹に遊んでもらった所でベールを元に戻す役割のスプリングがぽきっと折れた。さらに半年後また折れてしまった。これで解った事は自分の釣行頻度だと半年に一度折れるタイミングが来る。今まで使っていたスプリングは一本300円、自分の場合1年に2本必要だから10年だと20本。(300円×20本)+500円(送料)=6500円もこんな針金に出費しなきゃならんのか!という訳で前から気になっていた長寿命ベールスプリングを購入したのだ。
右二つが代替品で左端が長寿命スプリング。見た目ループが大きく線形も従来品に比べて細くなっている。反発力を押さえて金属疲労の蓄積を緩和しようという事だろうか。実際に付け替えるとベールの戻る力が弱くなり操作感が変わった事に気がつく。それでも釣りをして行く上で特別気になるほどの事でもないし実際釣り上げる過程に問題がある訳ではない。たったこれだけで今まで突然チャンスを奪われたあの喪失感を味わわなくて済むのであれば安いものだ。

がしかし、ひとつ問題が出て来た。ベール返りである。今までは強い反発力で押さえていたものが、反発力の低いスプリングになった事でキャスト時の反動に耐えられず起こしたベールが元に戻ってしまう現象だ。スプリングを交換した後いつもの様にキャストをしてみると1,2回ベール返りが発生した。幸い軽いジグヘッドを投げていたのでラインが切れたりはしなかったが、これからシーズンに入るとルアーウェイトも上がってくる。そうなると高切れやキャスト切れに繋がる大きな問題だ。
で、このスプリングには親切にもこのベール返りを抑制するためのローターブレーキ素材が付いてくる。これはマジックテープの切れ端なんだけどローター内部、写真の位置に2液エポキシで接着する。こうする事でベールストッパーがこの緩衝剤に接触し摩擦抵抗が生じる事でローターの無用な回転を抑制するというものだ。半信半疑で取り付けて釣りに行ってみたところ驚いた事に一度もベール返りを起こさなかったコレはすごい。

メーカーによると代替品スプリングの動作寿命は4,000回ほどだそうで、長寿命スプリングは80,000回を超えたのだとか!半年で4,000回使ってた自分のスタイルだと何年持つのか計算してみた。

4000:0.5=80000:x
4000x = 40000
x=10

A. 10年

期待してます👍


2/20/2021

カーディナルC3 カスタム

 カーディナルC3を手に入れてから一年以上が経過して、昨年のシーバスシーズンは最大60cm程度だったけど鱸サイズも釣り上げる事が出来た。発売から30年以上経過しているだけあってオールドの風格漂うC3だけど今だこのリールに興味は尽きないし、ことカスタムコンセプトはいろいろと思いつく事があるので画像合成して作ってみた。

そもそもコンセプトモデルは自動車やバイクなんかでは昔からあるし、映画ではスターウォーズのコンセプトアートは有名なのでどこかでご覧になった事あるんじゃなかろうか。ゲームやプロダクトももちろんコンセプトを起こしてイメージの共有があって初めて制作に着手する事になる大事な初期イメージ創出の仕事なのだ。

釣り具の世界でもダイワやシマノのHPでたまにリールのコンセプトアートを見かける事があるけど初期のデザイン案は当然社外秘で発表まで厳重に管理されているからまず外部に出てくる事はない。出て来ちゃったヤツがたまに雑誌なんかでスクープ!とかいって車雑誌に掲載されてるヤツですね。

で、まず一つ目。C3は黒の印象が強いリールなので、なかなかカラーバリエーションが思い浮かばない中、白黒ツートーンのパンダカスタムを考えてみた。色による印象操作がないのでこれは安定感のある仕上がり。スプールスカートは白いリボンに黒字のABUフォントでまとめる。モノトーンコーディネートはクールな印象で若年層にウケそうなデザインに落とし込んでみた。白いスタンドラグが効いている。
続いて二つ目のコンセプトモデルはNSクラフトのカスタムハンドルから着想したもので、このハンドル最初見た時にカブト虫の角を連想させたので、ビートルコンセプトで作ってみた。ベースカラーを黒と焦げ茶に設定。ビスで止めてある右側のフタとハンドルはオールブラックで統一して、ハウジングを焦げ茶に2トーンでまとめる。スプールスカートは焦げ茶にやや馴染む感じのホワイトインクでレーザープリント。こちらのターゲットはシニアライン。スタンドラグは黒を基本にしているけどカーディナル33のチェレステグリーンも実はとても相性が良いかも。付け替えてもらうと一気に印象が若返る。

とかなんとか考えてる時がやっぱ楽しいし実際コンセプト画像を作ってみると色んな表情を見せてくれてホントC3は飽きないですね。