塗装剤を何にするか悩んだ末、ノーマルと同じ黒のつや消しに決定。ベージュやカーディナルグリーンなど色を変えてみるのも面白いかなと思ったけど、ここは無難にいくことに。焼き付け塗装みたいにプロの様な塗装は出来ないけど、なるべく塗装面は頑強で長持ちさせたい。
いろいろ調べていくと二液混合のウレタンスプレーにたどり着く。使ったのはアサヒペンの弱溶剤2液ウレタンスプレー ツヤ消し黒。これは塗装前に缶内で硬化剤を噴出させ2液を混ぜ合わせた後に吹き付けるタイプのスプレーで、翌日には硬化剤の影響で固まってしまい使えなくなる当日使い切りタイプのスプレーだ。比較的強固な塗膜が出来かつ硬化後は溶剤にも強いとか。
で併せて買ったのがミッチャクロンマルチ。これはいろいろなサイトでおすすめで塗装面の密着性を上げるプライマーだ。これを吹いたあとに塗装すると密着性があがる。
2019年末からC3のオーバーホールを始めて塗装準備が完了したのが2020年2月の極寒期。塗装は気温20度以上ないと硬化促進されないので結局暖かくなる5月まで3ヶ月も待った。その間さらに肉抜きやら内部パーツの研磨やらを地道にこつこつ進めてた。
快晴気温21度。待ちに待った5月某日、絶好の塗装日和。まずはパーツクリーナーで塗装面を徹底的に脱脂。それからミッチャクロンマルチを吹いて乾かす。ミッチャクロンは液足れするので極薄く吹くのがコツ。乾燥後いよいよウレタンスプレーを吹く。硬化剤を噴出させて缶を振りよく混ぜる。スプレー塗装のお決まりで薄く何度か塗り重ねていく。細かい塗りにくいところから進めていき、大きな塗りやすい面に移っていく。
当初はフラットなツヤ消し黒を予想していたのだが、乾燥させてみるとマットなシボ加工のツヤ消し黒になった。表面がフラットなツヤ消し黒だと使ってるうちに擦れてテカってくる事がある。凸凹感のあるスパルタンな雰囲気に予想外だけど満足な仕上がり。
ノーマル214gから200gを目指すなんて決めてしまったのであらゆる部分に穴あけちゃった。これでどれだけ軽量化できたのか後で量る時が楽しみだ。ハンドルはちょっとやりすぎた…。




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