カーディナルC3を手に入れてから一年以上が経過して、昨年のシーバスシーズンは最大60cm程度だったけど鱸サイズも釣り上げる事が出来た。発売から30年以上経過しているだけあってオールドの風格漂うC3だけど今だこのリールに興味は尽きないし、ことカスタムコンセプトはいろいろと思いつく事があるので画像合成して作ってみた。
そもそもコンセプトモデルは自動車やバイクなんかでは昔からあるし、映画ではスターウォーズのコンセプトアートは有名なのでどこかでご覧になった事あるんじゃなかろうか。ゲームやプロダクトももちろんコンセプトを起こしてイメージの共有があって初めて制作に着手する事になる大事な初期イメージ創出の仕事なのだ。
釣り具の世界でもダイワやシマノのHPでたまにリールのコンセプトアートを見かける事があるけど初期のデザイン案は当然社外秘で発表まで厳重に管理されているからまず外部に出てくる事はない。出て来ちゃったヤツがたまに雑誌なんかでスクープ!とかいって車雑誌に掲載されてるヤツですね。
で、まず一つ目。C3は黒の印象が強いリールなので、なかなかカラーバリエーションが思い浮かばない中、白黒ツートーンのパンダカスタムを考えてみた。色による印象操作がないのでこれは安定感のある仕上がり。スプールスカートは白いリボンに黒字のABUフォントでまとめる。モノトーンコーディネートはクールな印象で若年層にウケそうなデザインに落とし込んでみた。白いスタンドラグが効いている。 続いて二つ目のコンセプトモデルはNSクラフトのカスタムハンドルから着想したもので、このハンドル最初見た時にカブト虫の角を連想させたので、ビートルコンセプトで作ってみた。ベースカラーを黒と焦げ茶に設定。ビスで止めてある右側のフタとハンドルはオールブラックで統一して、ハウジングを焦げ茶に2トーンでまとめる。スプールスカートは焦げ茶にやや馴染む感じのホワイトインクでレーザープリント。こちらのターゲットはシニアライン。スタンドラグは黒を基本にしているけどカーディナル33のチェレステグリーンも実はとても相性が良いかも。付け替えてもらうと一気に印象が若返る。
