12/28/2020

カーディナルC3 ラインローラー

2020年は主にシーバスを中心にC3で十分楽しませてもらう事ができた。思ってた以上に魚と出会えたしC3と宵姫77でライトな釣りをとことん堪能できた一年となった。今までだったらサイズは今ひとつで納得の行かない一年となっていたろうが、このスタイルにした事でそこが解消されてセイゴでも不満がなくなった。まぁでかいのが釣れるにこしたことはないんだけど。

C3も老体に鞭打って頑張ってくれた。少しでも負担を減らそうとハンドルやラインローラー、ボディのビスをチタンボルトにカスタムした。今年はライトソルトゲームにも手を出したので塩害対策しなければいろんな部分に錆びが出てしまう。という訳でオフシーズンのC3メンテナンスをする事にした。
まずはラインローラー。ここは既に魚じゃらし製のステンレスボールベアリングラインローラーにカスタムしてある。もともとのラインローラーは全く回転してくれないんで、実釣に入る前に交換してしまった。とても滑らかで今期C3の釣りを快適にサポートしてくれた。
ただいくら錆びないステンレスやボールベアリングでも塩噛みしてしまったら元も子もない。今年は海のライトゲームに使用したので塩分が相当入ってきていると思われるのだ。というわけで外してまずはぬるめのお風呂にゆっくり浸けて塩分を溶かし出していく。
普段は殆んど塩分を気にしないでいい純淡水域で釣りしてるので、今まで塩を気にした事がなかった。塩が溶けたかどうだかわからないけど30分ほどで取り出して十分水気を切る。エアーダスターがあれば水分飛ばせるしドライヤーなんかで乾かすのもありですね。
で乾いたら十分にグリスアップ。最近はオイルだけではなくやや粘度の高いグリスも少し入れると滑らかな回転が持続する様な気がするのでダブルで入れて行く。ベアリングに圧入できる機材は持ってないから通常のスプレーで染み込ませていく。
で今年一年同じく活躍してくれたロッドもメンテナンス。ロッドは一年の労を労って、年末は一緒に風呂に入りボディーソープできれいに洗ってやる。充分乾燥させたらボナンザフッ素コートを綿棒なんかで塗って行く。
コート剤を乾燥させた後に軽く拭き取るとフッ素のコーティング膜が出来上がってツルツルピカピカに。特に宵姫77はガイドが極小なんでしっかりフッ素コーティングして糸抜けを良くする。といってもガイドが小さいから絡まったり引っかかったりした事は一度もなかったけど。

という訳で頑張ってくれた道具達は来年のシーズンに向けてメンテナンスを施した後しばし休息。こうやって道具を労りながら長く使っていくスタイルがまた新しい一匹との出会いを印象深いものにしてくれるし、昼間っからウイスキーチビチビやりながら進めるこの作業もなかなかおつなもんで楽しい時間。